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GraysGrays皮膚科

肝斑・日光性色素斑・単純黒子の違いと、レーザーの選び方

2026-08-11 · 院長監修(監修日は院長確認後に表記します)

先に結論

見た目は似ていても、肝斑、日光性色素斑(老人性色素斑)、単純黒子、太田母斑は深さも性質も異なる別の診断です。まず病変を見分け、そのうえでレーザーを選びます。とくに肝斑は一度に取り除く病変ではなく、少しずつ薄くして管理していく病変で、そこが治療計画の出発点になります。

私の色素はどの病変ですか?

日光性色素斑・老人性色素斑は表皮にあり境界が比較的はっきりしているため、スポット照射によく反応します。肝斑は境界がぼやけて広がり、刺激に敏感なので、低出力のトーニングと生活の管理(紫外線、ホルモンの要因)を並行します。太田母斑など真皮の深いところにある色素は、高出力レーザーによる長期の計画が必要です。

肝斑に強い出力を使わないのはなぜですか?

肝斑はメラノサイトが過剰にはたらいている状態で、強い熱の刺激はかえって色素を悪化させたり、反動としての色素沈着を招くことがあります。そのため低出力で回数を分けて管理し、トラネキサム酸などの内服を併用するかどうかは診断のうえで決めます。

Graysではどの機器で対応しますか?

病変の深さと性質に応じて、ピコウェイ(ピコ秒)、スターウォーカー MaQX、QX MAX(ナノ秒)、ジェントルマックスプロ(ロングパルス)を使い分けます。複数の機器をそろえているのは、病変ごとに必要な波長とパルスが異なるからです。

色素病変ごとの特徴と治療の方向

病変深さ特徴治療の方向
日光性・老人性色素斑表皮境界がはっきりしているスポット照射、少ない回数
肝斑表皮〜真皮の境境界がぼやけ、刺激に敏感低出力トーニング+管理
単純黒子表皮小さく濃い点スポット照射
太田母斑真皮青みを帯びて広がる高出力レーザーの長期計画

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参考資料

  1. 01A Systematic Review of Picosecond Laser in Dermatology: Evidence and RecommendationsLasers Surg Med · 2021 · PubMed 32282094
  2. 02Efficacy and safety of picosecond laser for the treatment of melasma: a systematic review and meta-analysisLasers Med Sci · 2023 · PubMed 36897459
  3. 03PicoWay Laser System 510(k) clearanceUS FDA 510(k) Premarket Notification · 2017 · 米国 FDA 510(k) K170597

以下は本記事の作成にあたり参考にした一般的な資料で、当院の施術結果を保証するものではありません。

このガイドは一般的な医学情報で、個々の診断に代わるものではありません。ご自身の治療の判断は対面の診療でお決めください。

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